君の消えた青空にも、いつかきっと銀の雨


 挑戦的にポンポン言葉を並べられて、あたしはグッと詰まった。

 まったくその通りなんだけど、こうして正面切って言われてしまうと、なんだか妙に薄っぺらで身も蓋もなく感じてしまうのはなぜだろう。

 それが悔しくて、ついムキになって言い返した。

「だってさ、文字通り死ぬほど人を傷つけておいて、『知ったこっちゃありません。こっちは勝手に幸せになります』ってわけには、いかないよ」

「だから、あんたたちの責任じゃないって何度言えばわかんのよ」

「責任はなくても、あたしたちのせいなんだもん! 原因のひとつなのは間違いないんだから!」

「あんたたちのせいじゃない。入江さんが死んだのはね、入江さん自身のせいだよ」

「……!?」

 思考が一瞬、停止してしまった。

 なに? 入江さんの自殺は、入江さんのせい?

 亜里沙、あんたいったい、なに言ってるの?

 両目をまん丸に開いてポカンと亜里沙を見つめるあたしの代わりに、凱斗が口を開いた。