お父さん、あのときのこと忘れちゃったのかな?
もうお母さんのこと、好きじゃなくなっちゃったのかな?
そうだとしたら、すごく悲しい。
でも、祝福しなきゃいけないんだ。
だってお父さんは、頑張って幸せになろうとしているんだもの。
誰かを好きになるってことは、とても素晴らしいことなんだから。
あたしも凱斗先輩を好きになれて、付き合えて、すごく幸せだった。
ほんの少しの間だったけど、あの時間は、あたしの宝物。
だから、ふたりのこと祝福する。
今日は突然だったから、どんな反応すればいいかのわからなくて、困っちゃったけど。
でも次に会うときは、きっとうまくできる。
あたし、頑張る。次はきっと、うまくいくよ。
おめでとう、お父さん。
よかったね、お父さん。


