君の消えた青空にも、いつかきっと銀の雨


 ふてぶてしいくらいストレートに言い切られて、あたしはグッと空気の塊りをのみ込んだ。

『責任』と『せい』。

 まさに、自分が感じていた通りのことをズバッと指摘されて、まるで地面に組み伏されてしまったような気持ちになる。

 押さえ付けられて身動きできない心が苦しくて、なにも言い返すこともできず、あたしは唇をギュッと噛んだ。

 そんなあたしに、中尾さんはたたみ掛けるように繰り返す。

「小花の自殺に関して、ふたりに責任なんかないですよ。ただ、あなたたちのせいなだけです」

「なにその、わけわかんない理屈!」

 我慢の限界のように亜里沙が叫んで、中尾さんの肩を掴んでグイグイと自分の方へ向けさせようとした。

 でも中尾さんはヨロけながらも、あたしを見ることをやめようとしない。

 どんなに体勢を崩しても、射るようにあたしを見続けている。

「あたしは、知ってほしかっただけです。小花の自殺が自分のせいなのを、知りもしなかった奏先輩に」

 石みたいに立ち尽くしているあたしの心に、彼女の言葉が矢のように突き刺さる。

 ……そうだ。全部彼女の言う通りだ。