夜の連続ホラー小説_マイのこと

マイがマイ自身に

感じた嫌悪は

ヒロキの考えや気持ち、

そしてヒロキを好きになって

頑張って告白したであろう

マネージャーの女の子の

気持ちをまったく考えようとせず

自分のことばかり

考えていたからだ。



湯船のお湯は

夏の暑く重い空気と

同じように

マイの体にまとわりつく。



私ってこんなに

自分勝手な女なんだなあ…



マイはめずらしく

ため息をついた。