夜の連続ホラー小説

わたしの脳みそは

ヒロキの元カノの話になってから

何も考えられる状態じゃ

なかった。



だからこの質問の時

とっさに口が動いたのは

たぶん頭じゃなくて

声だけが、言葉だけが

勝手に体から勢いよく

飛び出た。



だって、

それを言ったのが自分だとわかるのに

時間がかかったから。



「それは

わたしのことは

好きじゃないってこと?」