こんなキラキラした毎日が続いてほしい。 そう願うものの。 現実は、上手くいかない。 「え、私がですか……?」 「あぁ。お前、近藤と仲良いんだろ?」 真守くんが、5日連続で学校を休んだ。 放課後に真守くんのクラスの担任に呼び出されて職員室に行ってみれば。 家にプリントを届けてほしいと頼まれた。 「こういう事は、同じクラスの人に……」 「確かお前、近藤と家が隣だろ?とにかくお前が1番適任なんだ」 「……」 結局、強引に押し付けられた。 気が進まないけど、行くしかない……。