生け贄の教室


『私はGMのキラーです』


声の主の自己紹介に、
私は眉を顰めた。

こいつが、私たちを学校に閉じ込めた犯人なのだろうか…。


『キラー……殺人者…』


郁の呟きが、私の中でこだまする。

殺人者…。
一体、私たちを閉じ込めて、どうしようと言うのだろうか…。


『突然で恐縮ですが、皆様には、これからプレイヤーとなって1つのゲームをプレイしていただきます』


「ゲーム……?」


私は首を傾げた。
一体、どういう事だろう。
そんな事をさせて、なんの意味があるというのか。


「ゲームってどういう事だよ!?」


「そうよ!帰して!」


教室内にざわめきが広がる。

隣を見れば、夏期が額に冷や汗を浮かべていた。