賢ちゃんの顔が近付き……ーーーー
不意に、賢ちゃんの力が抜ける。
続いて、
ドタッ!
大きな音を立て、賢ちゃんは床に崩れ落ちた。
「賢ちゃん!?」
呼んでも、賢ちゃんはもはやビクともしない。
元気そうにしていたけど、すごくすごく疲れていたんだ。
……当然だ。
あんなすごいライブをしたんだから。
あたしは寝室から布団を出し、賢ちゃんにかける。
そして、賢ちゃんに寄り添って目を閉じた。
その温もり、規則正しい寝息、全てが愛しい。
あたしも……
賢ちゃんと、結婚したい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…