僕の命が尽きるまで






「腫瘍、大きいんですよね?手術もできないんじゃないですか?オブラートに包まずに、ちゃんと言ってくださいよ。僕の体なんですから、僕には本当の事を知る権利がありますよね?」



こんな状況で、こんな恐ろしく冷静な自分が少し不気味だと思った。




そして僕の予感は的中。


もう手術はできないって先生ははっきり言ってくれた。



病気はかなり進行していて、施せるのは【延命治療】のみだという事。


母親は唖然としていた。
まさに開いた口が塞がらない状態だった。



「……先生、もし延命治療をしなかった場合、僕は後どれくらい生きれるんですか?」