生きる。~番外編~





それから遊園地を思いっきり楽しんで

ジェットコースターも何種類も何回も乗って

ゲームコーナーは現金が必要だったけど

純と大翔がおおはしゃぎで遊んで


「そろそろ帰るー?」


すっかり暗くなり、ご飯も済ませた私たち。


「由茉ちゃん、忘れたとは言わせないよ?」


「え?なにが?」


哉斗のいってることが理解できなかった。



「もうひとつ行くとこあるでしょ!」


私は哉斗に腕を引っ張られ、歩き出した。