Ri.Night Ⅴ ~Final~【全完結】



ふんっだ!
甘いチョコ丸々一個食べてみろ!


「……甘ぇ」


甘すぎるチョコに思いっきり眉を顰めている十夜に、ふふん、と大満足でふんぞり返るあたし。


仕返ししてやったぜ!と心の中で喜んでいると、


「は!?なに!?」


すぐに反撃されてしまった。


舌先で無理矢理口をこじ開けられたかと思ったら、仕返しチョコレートがあたしの口の中に転がり込んできて。


押し返そうとするけれど、十夜の舌が邪魔をしてなかなか戻ってくれない。


「ん、」


そうこうしているうちにチョコレートは小さくなってしまい、舌先に十夜の舌先が触れた。


あ、と思ったときにはもう遅くて。


絡み合う舌にまた頭が真っ白になっていく。











「お前と食べるんならチョコレートも悪くねぇな」


下唇をペロッと舐めながら意地悪く笑った十夜から顔を背けて、両腕で赤くなった顔を隠す。


「……ばか!もう十夜とチョコ食べない!」


少しの間、チョコを食べるときは十夜と離れて食べました。



Happy Valentine ♡ Fin ♡


読んで頂きありがとうございました!
              綺世ゆいの