翌日ー
「よし、行くぞ。」
あたしは希一のバイクの後ろに乗って
学校へ向かった。
「ありがと、希一。」
「おう。今日は彼氏な。
絶対一人で帰るなよ?」
「はいはい。わかりました。
行ってきまーす!」
あたしは希一に別れを告げて
校舎へ入った。
なんであんな過保護になったんだろ。
先週までは平気だったのにな。
「ゆず!」
「あ、彩香。おはよ~。」
「今の誰!?」
「あぁ、希一。
兄の希一。
彩香知ってるでしょ?」
「えぇ!?あれが!?
……変わりすぎてわからなかった…。」
うん、そう思う。
中学まではさわやかサッカーボーイだった。
いつからあんなヤンキーになったのか…。
高校からだけど。


