結局彩香と拓斗くんにまるめこまれ
ホラー映画を見ることになった。
「柚夏、おいで。」
あたしは貴樹の隣に座った。
「俺いるし。大丈夫だよ。」
そう言ってあたしの肩に腕を回し
あたしを貴樹に引き寄せた。
「…………しがみついたらごめんね?」
「大歓迎。」
結局あたしは貴樹にぴったりくっつき
なんとかホラー映画を見終えた。
「…………怖いけど
ストーリーは面白いんだね。
続き気になるもん。絶対見ないけど。」
「ちなみに続きあるけど。」
「もういいってば!!」
拓斗くんを止めた。
「はいはい。
どうする?まだ見る?」
「これ観たい。」
あたしが取り出したのは
国民的人気アニメ。
「ガキかよ。」
「なんか拓斗くんひどくなったね。
前はもっと優しかった気がする。」
「本当の事を言っただけ。」
「いいじゃん!
これで気分転換だよ!」
あたしが押し付けて
彩香も賛成してくれて
あたしたちはアニメも見た。


