「今週末出掛けねー?」 「うん、いーよ。 どこに?」 「遠く。知り合いのいないようなとこ。」 「なにそれ。 すごい大雑把だね。」 「んー、あ、そうだ。 ちょっと待って。」 貴樹はそういうとどこかへ電話を掛けた。 「あ、拓斗?俺。」 拓斗くんか…。 「今週末お前んち別荘行かねー?泊まりで。 4人で。」 え、別荘?あるの?まじですか。 「おう、じゃあまた詳しくは学校でな。」 そう言って電話を切った。