なによ、その言い方! まるでいつも一緒にいた結月を、邪魔者扱いしているみたいじゃないか。 あたしは冷や汗を流してしまう。 結月の方を見ると、あからさまにイラッとしてる。 うわぁ、やだぁ。 前にもこの顔見たことあるけど、久しぶりに見ると迫力あるわ。 中学生の時も怖かったけど。 今は色々と成長して、更なる恐怖がある。 「行くぞ」 ……あれ、それほど気にしてないの? 先にエレベーターの方に行く結月に、大斗は無言のまま着いて行く。 あたしもその後を追った。