・*:.。 。.:*・゚ ★ ゚・*:.。 。.:*・ ねぇ、とわたしは前の席の友達の背中をペンの後ろで突っつく。 どした? と振り返る彼女に、うん、あのねと耳元に手を添えて訊いた。 「あの人、誰?」 あの人? と示す相手を探して友達が首を傾げるのを見て、わたしは謎の人物に視線を向けながら、そっとペン先をそちらへ向けた。 真正面には英語の教師が、気難しい表情でテキストを読み上げている。 なるべく目立たず、静かにわたしたちは会話をつづけることにした。 .