腕が熱い。
中西は腕の熱さと手首の痛さで意識がだんだんと戻ってきた。
腕はまるで誰かに掴まれているかのように重く、動かせない。そして足首は固定されている。
重たい瞼を持ち上げた。気を抜くとすぐに意識がなくなりそうになる。
一度大きくあくびをした。顔を左右に動かした。自分の腕が視界に入る。
指を動かしてみた。その先へと視線を伸ばしていけば、頭上で縛られている手が見えた。心臓がドクンと音を立てた。
動かせない足に視線を一気に落とせば、足を肩幅に開かされて足首を固定されていた。しかも、
全裸で。
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