A RUTHLESS KILLER


☆☆☆

 このままじゃやばい。危ない。地下のあの二人をさっさと始末しなければ。

 食事に出る前に片付けてしまいたい。

 みんながシャワーを浴びている間に下へ行って片付けよう。あの男はもう死んだか。女は既に死んでいるだろう。

 くそ。そのあとの解体を楽しみにしていたがそういうわけにもいかなくなった。


 メイがコーヒーを全部飲んでいなかったのは予想外だった。

 しかしそのおかげで佐々木と涼子が静に何かをしたんじゃないかという疑いの目を向けることができた。

 この二人を消すのはまだ先だったけれど、仕方ない。

 計画通りにいかないのはイラつくけれどぐずぐずしてもいられない。


 __こっそりと部屋を抜けて地下へ続く扉に耳を当てると、中から何かが動く音が聞こえる。


 まさか、あの二人、死んでないのか。

 更によく聞こうと耳をこすりつけて集中すると、人が動き回る音が聞こえた。


 一人じゃない。二人だ。生きてるのか。


 面白くなってきた。まだ死んでいないなら、あの方法が試せる。


 誰にも気づかれないように外に出て水の入ったボトルを二本用意した。

 半分捨て、その中に薬を仕込む。ゴミ箱から菓子の空き袋といくつかのゴミを取ってビニールの中に入れた。