A RUTHLESS KILLER


「なになにみんなで集まって、何かあったの?」

 追いついた涼子が汗を爽やかに拭きながら話に参加してきた。顔は笑顔だった。

 佐々木はオールを固定し、にっこりとほほ笑んだ。

「夜ごはんどうするかって話してたんだよ」

 小太郎がアリに話を振った。

「そうそう、とりあえず今日は一日外で動き回ったから近場のレストランでもいいかなって話してたんだよ。どう思う?」

「確かに。疲れてるし、その辺にレストランあったしそれもいいかもな。これから用意してってなると作り終わる前に寝ちゃいそうだし」

 至って明るくつとめる佐々木の顔を春はじーっとながめ珍しく一言も言葉を発しなかった。


 それが佐々木と涼子にも『春ちゃんが何も話さないってことは相当疲れている』といった感じ捉えられた。

「それじゃ、一度戻ってからシャワー浴びてちょっと休憩してから集合ってことで」


 アリの一言で解散となり、それぞれ部屋に戻って支度をすることにした。