今までのことを一通り隠すことなく警察に伝えると、戸張の中で沸々と怒りが沸いてきた。
中西を殺されたことに対する怒りは抑えようがなかった。
「あの四人を殺さねえと気がすまねえ」
拳を握りしめ布団を数度叩いた。
「とりあえずその話の裏を取らないと話にならねえな」
「だったら俺をあのログハウスへ連れてけよ。地下室へ案内してやるよ」
「何回も調べた」
「ふっ。どうだか。いいから連れてけよ。ただ、近くにあの四人が潜んでるかもしれねえから気は抜けねえけどな」
「お前の話だとその四人が犯人て口振りだなあ」
「まだ俺のこと疑ってんのかよ」
「まあ、お前みたいなドジな奴が四人も殺れるとは思えないけどな」
「がたがた言ってねえで連れてけ。あいつらぶっ殺してやる」
「まともに動けるようになったらな」
打ち所が悪かったため、戸張は自分の右足がうまく動かなくなっていた。

