A RUTHLESS KILLER


「そうだ、だったらあれだ、アリとかいうやつと春麗とかいうやついただろ? あのサイコ野郎に聞いてみろよ。どこにいんだよあいつらは」

「ここに来ていたのは分かってる。高速道路のカメラやここへ来るときに寄ったコンビニのカメラにも映ってたからな。四人とも」

「……なんだよ、四人ともみんなまだ居場所つかめねえのかよ。ほんとクソだな警察ってもんはよ。たしか……あのとき、俺は……窓から飛び降りて、それで確か……」

 頭を抱え、髪の毛をむしりはじめた。煙に巻かれながらも窓から降りた時のことを懸命に思い出そうとした。


 思い出せないのは、窓から飛び降りたその直後に下の屋根の木にぶつかって予定外のところに頭から落ちたからだ。

 しくじったと思ったときには既に遅かった。



 戸張が次に気が付いたときには病院のベッドの上だったのだ。



「確か……」