「そっか、安心したぁ。新居決まったら教えてよ。遊びにいくし」 「うん。彼氏のワンルームじゃ落ち着けなくて。しばらくは実家かな。家族が三人になったら、もう少し広い部屋探すつもり」 「いろいろ持っていくよー。オムツとか粉ミルク必要だよねー?」 「ベビーカー欲しい。自動で折り畳めるやつ」 「えー? 高くないー?」 「そうだよ、うちらのバイト代じゃきついって」 周囲が不満を口にすると、彼女はにっこり笑って手を合わせた。