「颯、女の子と遊んでないー?」



「遊んでねーよ。

まじで毎日ひま。」



「ふふ、ならよかった。」



そんな話をして俺らはラーメンを食った。



「みんなうち来る?」



「おう、行く。」



結局みんなうちに来るらしい。



「和真たちもうちにおいでよ。」



「行きます!!俺らも暇なんで!!」



「お前らほんと由茉のこと好きだよな。」



「湊さんには負けますけどね。」



「うるせーよ。」



こいつらには全然いらいらしない。

なんでだ?わかんねーけど。

婚約したからか?哉斗にはいらいらするけど。



「じゃあ行くか。」



俺がそういうとみんなが立ち上がる。

これにももうすっかり慣れた。