プルルルル…プルルルル…
『なに』
「なにじゃねーよ。
昨日由茉となにがあった?
誕生日祝ったんだろ?」
『いや、会ってない。』
「は?なんで」
『俺が帰ったときにはいなかったから。
指輪も置いてったしな。』
「………お前、被害者面すんなよ?」
『俺が捨てられたんだろ?』
「なにいってんだよ。
お前が由茉を捨てたんだろ。
お前一緒に住んでて由茉が悲しんでんの
知らなかったなんて言わねーよな?」
『は?』
「俺この前言ったよな、由茉寂しがってるって。
だから誕生日くらい一緒にいろって言ったのに。
なんで一緒に過ごさなかった?何があった?」
『だから俺が帰ったときにはいなかった。』
「………帰り、遅くなったりしてねーよな?」
『23時くらいだな。』
「………てめー本気でいってんのかよ。
早く帰るって約束したんじゃねーのかよ。
由茉が怒って当たり前だろ。
昨日はあんなに嬉しそうにしてたのに…
とにかく今からそこ行くから。
大学だろ?逃げんなよ。」
こいつ…頭おかしいんじゃねーの。
あーなんで俺がこんないらいらしてんだよ。


