「湊とけんかでもしたか?」
家につくなり一輝が聞いてきた。
「………ケンカではない、かな。
でももう嫌になったの。」
「どうした?」
私は今までのことを全て一輝に話した。
「ずっと我慢してきたのに………
今日くらい、って思うのは私だけだった。
私は湊の家のお手伝いさんと変わらない。
だからもういやになった。だから家出。」
「なるほどな。
でも勝手に出てきたら心配するだろ。」
「………どうかな。
彼女放置して女の子と遊ぶ人だし。」
「………とにかくここにいることは
俺から言うぞ。いいな?」
「やだ。」
「却下。」
言わなくてもバレバレでしょ。


