「颯ー。最近どうよ。女の子と。」 哉斗が颯に話しかけた。 「俺ー?まあ適当に。 高校の時と一緒。」 「そのわりに美月ちゃんと話さないね?」 「………哉斗。」 颯さん、怒ってますか。すみません。 「あ、あのね! 美月が数学わかんないとこあるって言ってたの! 颯教えてあげてよ!!」 「はぁ?」 お願いだよ、颯!! 「…ったく。しかたねーな。 どれ?」 「あ、えっと…これです!」 ふぅ…なんとかなった。