続・生きる。




私は湊が帰ってくるまで家の中を散策した。


……ここが寝室か…


広いベッドだなー。


ここは…クローゼット?

何着か服がかかっている。


お風呂やトイレ、脱衣所には

すでに必要なものが揃っている。


……すごいな。



私はリビングに戻り景色を眺めていたら

湊が帰ってきた。


「おかえりなさい。」


「……ただいま。

今すげー新婚気分だった。

由茉におかえりって言われるの新鮮。」


「はは、そうかもね。」


「どうする?一旦かえるか?」


「……とりあえず帰ろうかな…。

でも夜はここで寝たいから

湊も一緒にうちにきて。」


「わかった。」


そういって私たちは一緒に家を出た。