続・生きる。



「由茉は誰の代わりでもないし

由茉の代わりはどこにもいない。

俺らは由茉だったから姫にしたんだ。

ちゃんと覚えとけよ。」


「はは、湊。ありがと。

いつからバレてたんだろ。

私の考えてたこと。」


私はずっと美波の代わりになれたらって

そう思ってたんだ。

代わりにもなれない自分がいやで

でも代わりにはなりたくなくて。