「由茉もじゅうぶんすげーよ。」 「え?」 突然颯が言い出した。 「そうだな。 哉斗と爽が受け入れて 心開いて…颯を変えたんだから 由茉はすげーのかも。」 と純が言った。 「むしろ由茉ちゃんじゃなきゃだめだったでしょ。」 「哉斗…」 「由茉以外とかありえないな。 由茉でよかったよ。」 爽… 「はは、そんな嬉しいこと言われると また泣いちゃうじゃん。」