「ごめんね、お待たせ和真。
どうしたの?」
「あ、由茉さん!
これ、由茉さんにプレゼントです!」
そこにはイチゴのホールケーキと
その上に乗ってるチョコプレートには
"おかえりなさい
ゆまさん"
と書かれていた。
「これ…」
「すみません、急だったんで既製品ですけど
プレートは書いてもらいました!」
私はその気持ちが嬉しくて…
また戻ってこれたんだって思って
涙を流した。
「え!?由茉さん!?」
和真は私が泣いて驚いている。
「ごめ…嬉しくて…」
私がそういうとほっとした様子の和真。
「みんなありがと。
ほんとに嬉しい。」
私は涙を拭いて笑顔でお礼を言った。


