そしてパーティーは終わった。


私は下の子達に片付けを任せて

湊に呼ばれて総長室。


「湊?呼んだ?」


「由茉、こっちおいで。」


私はベッドに座ってる湊の横に座った。


「湊、誕生日おめでと。

これプレゼント。」


「まじで?さんきゅ。

開けていい?」


「もちろん!」


湊は中を見て固まってた。


「俺、これほしかったやつ…」


「うそ、ほんと?

これ見て直感でこれだ!って思ったの。

これにしてよかった。」


「由茉、つけて。」


私は湊からネックレスを受けとり


「後ろ向いて?」


「だめ。前から。」

前からつけることに…

前からだと抱きつく感じだから恥ずかしい…


「ん、つけた。」


離れようとした瞬間

「ちゅっ」と音をたてた。


「相変わらず真っ赤だな。」


「…湊ばっかり余裕でずるい。」


「は?俺の方が余裕ねーし。」


「ほんと?」


「当たり前。キスしすぎて嫌われねーかとか

下手じゃないかとか

今もキスしてーとか考えてるし。

由茉目の前にすると余裕ない。

俺ばっか嫉妬してるしな。」




あたしたちは甘い甘い誕生日を過ごした。