俺らはあのあと溜まり場へ移動した。
由茉のいない幹部室はまだ慣れない。
由茉がいないだけでこんなにも活気がないものか。
爽なんかたまに由茉の紅茶までいれてくるし。
習慣ってこえーな。
「……俺ら前までここで何してた?」
突然颯が話し始めた。
「由茉がいなくなってから
俺ら特になにもしゃべらず
ここでぼーっとしてるだけだよな。」
……確かに。
前は由茉がよく喋ってくれてたしな。
「……勉強してくるわ。」
由茉のいない幹部室に耐えられず
俺は総長室へ逃げた。
今はなにも考えたくない。
俺はひたすら勉強に打ち込んだ。


