来たのはショッピングモール。
「あー、懐かしい。なんだろ。
わかんないけど…この駐輪場とか…」
思い出せそうで思い出せない。
「まあいいや、行こ。」
私たちは中へ入った。
「ねぇ、シュウくん。」
「なんですか?」
「あの日、なんで病室にいたの?
雄の友達だから?
ミナトさんたちも?」
「……それは俺からは言えません。
すみません。」
「そっか、ごめんね。」
「こちらこそ、本当は知ってるのに
すみません。」
なんか悪いこといっちゃったな。
あ、このお店……
「ねぇ、このお店見てもいい?」
「このお店?男物だけどいいの?」
莉桜が聞いてきた。
「うん。なんか懐かしいの。」
私がそういうとみんなで入った。
「いらっしゃいませ~。
あ、いつもありがとうございます!」
「え?」
私、やっぱり来たことあるんだ。
なんでだろ、すごい暖かい気持ちになる。
私たちはなにも買わずにお店を出た。


