「その子はミナミ。
俺の元カノ。」
「…元カノ…。
なんだろ…懐かしいのにもやもやする。
思い出せないからかな…。
あの…ミナトさん。
私この子と友達なんですか?」
「……あぁ、由茉にとってすげー大事な友達だよ。」
「会いたいです。」
「…会えねーよ。
俺には会わせられない。悪いな。」
「あ、元カノですもんね。すみません。」
私は前に向き直した。
「ね、由茉!今日雄くんときたんでしょ?
私の彼氏雄くんと友達なの。
今日一緒に帰らない?どこか行こうよ!」
「うん、いーよ。」
「あ、担任来たし、またあとでね。
お昼一緒に食べようね!」
そういって莉桜は席に戻っていった。


