続・生きる。

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由茉side


今日は退院。

何日間入院してたかわからないけど

やっぱ家に帰れるのは嬉しい。


「由茉、帰るぞ。」


一輝がきた。


「うん、待って。」


私は小さな引き出しを開けた。


「これも、私の?」


「そうだよ。この腕時計とブレスレットは

俺と晴輝があげたんだ。」


「へー…

なんか懐かしい感じする。」


私は腕時計とブレスレットを左腕につけた。


「あ、このピンキーリングかわいい。」


「これは父さんと母さんから。」


私は右の小指につけた。


「由茉、この指輪がピンキーリングってことも

小指につけるってことも前は知らなかったのにな。

右の小指につける習慣は覚えてるんだな。」


「はは、習慣か。」


……全然覚えてないや…。


「この指輪…」


ハートが三連になってて可愛い…


「これも誰かくれたの?」


私が一輝に聞いた。


「それはお前の好きな人からだ。」


「好きな人?」


「あぁ。優しくて強くて

誰よりもお前を守ってたよ。」


「……指輪見てると胸の奥が暖かくなる。

私大好きだったんだね。」


「過去形にするな。その男は、

今でも由茉のことを好きでいるんだから。」


「……思い出したいな。」