「お前ら、もう帰れ。 由茉には俺らがついてるから。 何かあれば連絡する。」 一輝さんが俺らに言う。 「俺、ここにいます。 由茉が目を覚ますまでいます。」 「しっかりしろ、湊。 お前が無理して体壊したら 悲しむのは由茉だ。 由茉は必ず目を覚ます。 大丈夫だから、今日は帰れ。 ゆっくり休め。」 一輝さん…自分だって辛いはずなのに 弱いとこ全然見せないで俺らのことばっかり。 …信じてんだよな、由茉のこと。 「…わかりました。 また明日来ます。」