「あーもう店番の時間じゃん。
めんどくせー。」
そう言ったのは哉斗。
「行こ。哉斗、ポップコーン食べられるよ。」
「そうだね!行くか~」
私たちは教室へ向かった。
「へー、すごい。」
自分のクラスだと言うのに飾りつけをみる。
「交代、お疲れ。」
純がそういうと前の3人が抜け出した。
「由茉ちゃん、食べたい。」
哉斗がそういうので私は一杯入れて
哉斗に渡した。
「はい。しっかり宣伝してきてね。」
「はーい、任せといてよ。」
哉斗はそういうとポップコーンを持って
女の子たちに試食させていた。
哉斗の宣伝のおかげと
如月幹部が揃ってるって噂で
すぐに教室は長蛇の列となった。
「疲れた…」
思わずポツリと呟いた。
私の声が聞こえたのか
湊が流れてた音楽を変えた。
その曲は美波が好きだったあの曲…。
やっぱり私はこの曲を聞くと頑張れる。
楽しまなきゃ損だよね!!
私は自分を奮い立たせてポップコーンを売った。
正確には補充とかなんだけどね。
私は絶対店にたつなと言われていて
裏でバタバタと一人で動いている。
私もお店たちたかったな…


