続・生きる。




爽に一回家によってもらってプレゼントを置いて

それから溜まり場へ戻った。



「遅い。」


湊が怒ってた。


「爽、どんだけ由茉を振り回してたんだよ。」


「……由茉、湊怒ってるじゃん。」


私は爽を掴んで屈ませて耳元で言った。


「でも何かあったかは気づいてるよ。」


「……はは、由茉には敵わないな。」


「……由茉、こっち来い。」


「ただいま、湊!」


「……由茉から爽の匂いするんだけど。」


「え!

……うん、確かに爽の香水の匂い。」



「お前らほんとに何してたんだよ。」



「……湊ならわかるよ。

爽のこと大好きだもんね?」


私がそういうと湊ななにも言わなかった。


と思ったら


「それでも抱き合うのは許せねーけどな。」と。


「バレバレかよ。」と笑う爽。


でも湊は詳しくは聞いてこなかった。

きっとわかったんだと思う。


ただ嫉妬からくる怒りはあったようです。。