続・生きる。



すごいなぁ…。



しばらくして私はお風呂から出た。


「お風呂ありがと。」


「ん。こっちおいで。

髪の毛乾かす。」


「ありがと。」


私は湊の前に座った。


「気持ちいい~」


人に髪の毛を乾かしてもらうの

気持ちよくてだいすきだ。



「そういえば湊、髪の毛の色変えたんだね。」


前までは銀髪に黒メッシュだったのが

今は綺麗な金髪だ。

爽とはまた違い、どちらかというと哉斗っぽい色。

茶髪を明るくしたような…そんな色だ。



「夏だしな。」


「似合ってる。」


「さんきゅ。」


私は腰上まで伸びた髪を湊に乾かしてもらった。