続・生きる。




由茉は車に荷物をのせ、

俺の運転手、西尾(にしお)に挨拶をしてから

車へ乗り込んだ。


「由茉、寝て良いよ。」


時差ぼけか飛行機疲れか

由茉はすごく眠そうだった。


「ん、ごめんね。」


そう言って由茉は眠りについた。



しばらくして由茉の家についた。


「ちょっと待ってろ」


俺は西尾にそう告げて

由茉の家のインターホンを押した。


だが誰も出てこない…。


「しかたねーか。」


俺は車へ戻った。


「帰れ。俺んちで寝かす。」


「かしこまりました。」


俺は家に帰ることにした。