私たちが下へ降り、外へ出るドアを開けると
ちょうどピザ屋さんがいた。
「あ、七海です。」
私は爽の名前を言った。
「お待たせしました~!」
と元気に言って私にピザを渡し
湊がお金を払った。
「ってか3枚も買ったの?」
私が聞くと
「6人分だしな。」
と湊が答えた。
湊が私からピザを奪って歩き出し、
私も湊を追いかけた。
幹部室へ戻るとピザに喜ぶ哉斗。
「哉斗ってさぁ、本当かわいいよね。」
私が思わず呟いた。
「由茉ちゃん、全然嬉しくないんだけど…」
「え、ほめたのに。」
「かわいいって言われてもね…
俺のこと子供だと思ってるでしょ。」
「あはは」
図星だったため私は笑うことしかできなかった。
哉斗は背が高いけど
顔も可愛いし口調も仕草も可愛い。
大きな子供みたいだったから。


