ー翌日
ピンポーン
「あれ、湊?音しなかったのに。」
「あぁ、今日は車。
バイクじゃ痛むだろ。」
「そっか、ありがと。」
私は湊の車に乗り込んだ。
「あれ、佐々木さんじゃないんだね。」
「あぁ、こいつは俺の運転手。
家のやつだ。」
「運転手!?
…湊って本当にお金持ちなんだね…」
「由茉んちだって金持ちだろ。
令嬢なんだから。」
「いや…うちなんて小さいし
令嬢なんて立派なものじゃないし…
運転手さんだっていないよ。
忙しいときにたまにお手伝いさん呼ぶくらい。」
うちとは次元が違いすぎて
ただただびっくりした。
しばらくして溜まり場へついた。
「お帰りの際はまたご連絡下さい。
いってらっしゃいませ。」
運転手さんが湊に声をかけた。
うわーすごい…。
湊はなにも言わずに中にはいるので
私はお礼をいってあとを追いかけた。


