私たちは一時間ほど会話をしたとき
「由茉、そろそろ行こう。」
湊が言った。
「体辛いだろ。」
「ありがと、湊。
じゃあ私帰るね。みんなまたね。」
「由茉。」
「ん?颯、なに?」
「悪かったな。
それとありがと。」
颯はそう言って私の頭に手をのせた。
「俺女遊びやめたから。
もう由茉に迷惑かけらんねーし。」
「そっか。ならよかった。
早く人を好きになれる人間になりなよ~?」
私が意地悪っぽく言うと
「それはハードルが高いな。」
と笑いながら言った。
「じゃーね、またね。」
私はみんなに手を振って溜まり場を後にした。


