「由茉、行きたいとことかあるか?
まっすぐ帰るか?」
「じゃあ少しだけみんなのとこ。」
私がそういうと一輝は溜まり場へ向かった。
車を止めて湊が最初に入り
次に私、一輝、晴輝と続いた。
みんなは挨拶してから私に駆け寄ってきた。
「退院おめでとうございます!」
みんながそう声をかけてくれる。
「みんなも、お見舞いありがとう。
おかげで楽しかったよ!」
私たちは一通り会話をしたあと
幹部室へ向かった。
「おう、由茉つれてきた。」
湊はそう言って入っていった。
私の後ろにいる兄たちを見て
一気に立ち上がる4人。
「いいよ、俺らなんか無視して。
由茉つれてきただけだからさ。」
一輝はそういうけど
そういうわけにもいかないんだろう。
みんな誰一人座ろうとしない。
私は気にせず座ったけど…みんな立ったまま。


