「湊、きて。」
由茉が俺を呼んだ。
「ん?」
「湊からもらったのもちゃんとあるよ。
毎日触ってる。だから怒んないで?」
…なんだこいつ。俺を喜ばせる天才か。
「ん、怒ってねーよ。」
俺は由茉の頭を撫でた。
「うわー、湊デレデレ。」
「気持ち悪い。」
「キャラ変わりすぎ。」
「破壊力半端ないな。」
と4人が一気に俺をいじってきた。
「お前らうるせーよ。」
と俺がにらんだら
「うわ、俺らにも優しくしてよ。」
「こえーし。」
「目だけで殺されそう。」
「殺気抑えろよ。」
と言い出す4人…。
なんだよ、今日は息ぴったりだな…。
それを見ていた由茉がクスクスと笑った。
「仲良しだね。」
は…?
「まあ湊にこんなこと言えるの俺らだけだし。」
「湊は俺らのこと大好きだしな。」
「俺ら湊いねーとなんにもできないしな。」
「湊は俺らの誇りだしな。」
なんなんだ…こいつら…
「…今日はやけに素直だな。」
「だって俺ら湊に感謝してるし。」
「…え?」
「こんないい女を姫にするなんてな。」
「な、他にはなかなかいないよな。」
「可愛いし頭もいいし努力もしてて。」
「俺らのことちゃんと見ててくれるしな。」
「…んだよ、結局由茉じゃん。」
俺がそういうと、みんなで笑った。


