そして翌日
俺と颯はまた警察に呼ばれた。
昼から警察に行き、夕方みんなと合流して
病院へ向かった。
コンコン…
「どーぞ!」
今日は元気な由茉の声が聞こえた。
そこには昨日とは違い、起き上がってる由茉と
優しそうな看護師がいた。
「由茉ちゃんはいっぱい面会がきて幸せね~
しかも男の子ばっかりだしモテモテね?」
「や、彼らはそんなんじゃないですから!」
「それじゃごゆっくり~。」
そう言って看護師は出ていった。
「…今日は元気そうだな。」
「うん。みんな昨日も来てくれてありがと。
もう動けるようになったよ。
麻酔も切れたし普通に痛さを我慢すれば。」
由茉はそう言っていつもの笑顔を見せた。
「みんな、心配かけてごめんね。」
と言った。
「ばーか。
守れなくてごめんな。」
俺が答えると
「ううん!そんなの全然いいよ!
私から飛び込んだんだし。
颯に怪我がなくて本当によかった。」
…颯かよ。
まあ今は仕方ないか。
「由茉、かばってくれてありがとな。」
「どーいたしまして。」
そう言って笑い合う二人。
こんなときまで嫉妬する俺は
本当にどうしようもないな。
ま、颯の元気が戻ってよかったな…


