翌日俺と颯は警察に行き、午後から溜まり場へ行った。
「「「「「お疲れ様です!」」」」」
「あの、由茉さんは…」
「大丈夫だ。昨日話もした。
見舞いに行ってもいいがバラけていけよ。
由茉は個室だけど迷惑になるから。」
「はい!」
俺と颯は幹部室に向かった。
「おう、大丈夫か?」
俺らをみた爽が声をかけてきた。
「おう。行くか?」
「行こう。」
俺らは病院へ向かった。
コンコン…
「…はい」
由茉の声が聞こえてきて部屋へ入る。
中には晴輝さんがいた。
「「「「「こんにちは」」」」」
「おう。
由茉な、今熱が高いんだ。
だから静かにな。」
晴輝さんが言った。
「え…熱ですか?」
「あぁ。手術のあととかは免疫を高めるために
熱が出やすいんだ。
風邪とかじゃないんだけど、40度近いから
本人はすげー辛いんだ。
せっかく来てくれたのにごめんな。」
俺の質問に丁寧に答えてくれた晴輝さん。
「顔くらいは見せてけよ。
由茉喜ぶし。」
「はい。」
俺は由茉の近づいて頭を撫でた。
由茉は少し目を開いて弱々しく笑った。
俺が手を握ったら弱い力で握り返そうとした由茉。
それがすごく愛しかった。
「早く元気になれよ。
待ってるからな。」
俺はそれだけ言って黙った。
離れようとしたけど由茉が手を離さなかったから
俺はそのまま近くにいた。
そのあとみんなも一言ずつ声をかけた。
「じゃーな、今日はもう帰るから。
ゆっくり休めよ。」
俺がそういうと由茉はまた笑い
「湊…ありがと…」
そう言ってまた目を閉じた。
「失礼します。」
俺らは晴輝さんに挨拶をし、病室を出た。


