続・生きる。

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湊side


「由茉、由茉っ…。」


くそっ、なんでこんなことに…

俺なんのためにいたんだよ…


そのあと来たパトカーに女は連れていかれ

事情聴取はまた今度にしてもらい

俺と颯は由茉と一緒に病院へ向かった。


「わりぃ…俺のせいだな…」


颯が謝ってきた。


「そんな顔すんな。

由茉はそんな風に思わねーよ。

俺もなにもできなかった。」


無言のまま病院へつき、由茉は手術室へ入った。


「颯、もうやめろよ。女遊び。

由茉のためにもな。」


「…あぁ。」


しばらくして、由茉と医者が出てきた。


「由茉!」


「あ、付き添いの方かな?

骨も臓器も傷ついてなかったから大丈夫だよ。

今は薬で寝てるけど、数時間で起きるから。

早ければ1週間程度で退院できるよ。

お大事に。」


「「…ありがとうございました。」」


颯と俺は頭を下げて由茉を追いかけた。