「やっときた~!」


「哉斗…待っててくれたの?」


「もし仲直りできなかったら

由茉ちゃん、困るでしょ?

でもその心配はなさそうだね。」


「哉斗ありがとね。

哉斗のおかげ。」


「どーいたしまして。

行くんでしょ?早くしてよ。」


私たち3人はいつもの溜まり場へと向かった。



「あ、おかえり。

今回は仲直り早くてよかった。」


幹部室へ入ると爽が話しかけてきた。


「お騒がせしました。」


「下のやつらかなりビビってたからな。

湊の機嫌は由茉次第だから由茉頼んだよ。」


颯に言われてしまった。


「これからは気を付けます。」