「湊!」


「おう。」


「ごめん、話したくて。」


「…移動するか。」


私たちは無言で移動した。


デパートを出た私たちは目の前にあった

人気のない神社へはいった。


「で、何。」

湊冷たい…


「あの、

ごめんなさい。

私湊の気持ち考えてなかった。

今日莉桜に誘われて嬉しくて…

でも一人で行くと湊心配するし

甘いもの食べに行くなら哉斗だと思って

最初に哉斗誘ったの。

でも嫌だったよね。私ならやだもん。

少し考えればわかることだったのに…

ごめんなさい。」


私は思ってたことを伝えた。


「…いいよ。俺もすぐ怒って悪かった。

なんで俺じゃねーのって拗ねてた。

朝由茉に怒られたばっかなのにな。

すぐ嫉妬しちまう。

俺情けないよな。

由茉はこんなに俺のこと考えてくれてるのに。」


「…いっぱい嫉妬していいよ。

私嬉しいし、嫉妬させないように

私が気を付ける。

如月のみんなと話さないのは無理だけど

でも湊を一番に考えるから。」


「さんきゅ。

帰るか、如月に。」


「うん!」


私たちは仲直りして、デパートの駐輪場へ向かった。